今年の9月に自宅を引越しました。 学生時代から現在まで何度か引越しを経験しているので慣れてはいるものの、物件探し~内見~契約~引越し作業となるとかなりの労力がかかりますよね。
引越しに慣れていない方は物件を闇雲に探しがちですし、転勤や入学などで引越し時期のリミットが決まっている場合はさらに大変です。膨大な賃貸物件の中から理想のものを見つけるのは至難の業のように思われがちですが、
限られた時間で効率良く理想的な物件を探しだす方法
がありますので自分自身の体験と不動産屋に努めていた友人から聞いた情報を合わせてご紹介します。
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1.賃貸情報サイトは1つに絞って効率よく検索する
ご存知のように賃貸情報サイトはたくさんあります。テレビCMを流しているような有名なところだとSUUMOとかHOME’Sあたりでしょうか。物件を探し始めた頃はとにかくいろいろなサイトで検索してみると思いますが、1週間も経つとあることに気づくはずです。
どのサイトでも同じ物件が出てくるじゃん…。
はい、その通りです。入居者を募集している物件情報は一元管理されていて情報源は同じなので似たような条件で検索すればどのサイトを見ても基本的には同じ物件が出てきます。S○○MOで良い物件がなかったからといってHOME’Sを見ても
ハッキリ言って時間の無駄
なので賃貸情報サイトは見やすさやスマホアプリの使いやすさなどを考慮して一つに絞りましょう。ちなみにSUUMOとHOME’Sはスマホアプリがあるので外出先でも物件を探すことができます。
- SUUMO(スーモ) – 賃貸・新築・中古のマンション・一戸建て・不動産検索アプリカテゴリ: ナビゲーション
現在の価格: 無料
- HOME’S(ホームズ) 賃貸・不動産住宅-部屋探しアプリカテゴリ: ナビゲーション
現在の価格: 無料
2. 最寄駅から徒歩15分圏内の賃貸物件を探してみる
最寄り駅からの所要時間はとても大事ですよね。近いに越したことはないけど駅近の物件は当然家賃も上がるし競争率も高くなります。一般的な感覚だと無理なく歩ける時間は10分以内をイメージするので徒歩10分以内を条件にすることが多いと思いますが、
果たして徒歩11分はNGでしょうか?
ここはかなり盲点だと思います。徒歩10分と11分では歩く距離は約80mほどしか変わらないし、家賃が1万円ぐらい安い物件も多いです。徒歩10分以内で探しても気に入った物件がない場合は徒歩15分以内も条件にして探してみてください。理想的な物件が見つかるかも知れません。
3.賃貸物件を内見する時は一つの不動産屋にまとめてお願すると効率的
何件か気になる物件を見つけたら内見すると思います。ここで面倒だなと感じるのが物件ごとに仲介している不動産会社が違うこと。
例えば物件Aを仲介しているのが◯◯不動産、物件Bの仲介が□□エステートになっている場合、物件Aと物件Bはそれぞれ仲介している不動産会社でなければ内見できないと思われがちですが、特定の不動産屋のみの仲介物件になっていなければ
どこの不動産屋でも内見したり仲介を受けたりすることができるんです。つまり、物件Bの内見も◯◯不動産にお願いすることが可能。
内見するときは1回で数件見たほうが効率が良いし比較検討しやすいので、1つの不動産屋にまとめて内見をお願いするようにしたほうがよいです(不動産屋によっては仲介できない物件もあるので事前に確認してください)
4. 住みたい地域の不動産屋に出向いて理想の物件を紹介してもらう
ネットでの情報収集は時間も場所も選ばないので楽ですが、オーナーや管理会社の意向でネット上には出回っていない物件もたくさんありますし、逆に募集が終了してるのに掲載され続けている物件も多いので住みたい地域の不動産屋に出向いて直接紹介してもらうことも大事です。
面倒くせーなー
と感じこともありますが不動産屋は客観的な視点で物件を探してくれるので、こだわっていた条件を変更することで思わぬ発見があることも多く、これから住むことになるかもしれない街の雰囲気もチェックできます。
地元密着型の不動産屋はオーナーとの連携が強いところも多いので、お宝物件が見つかるかもしれません。
ネット検索は一つの手段と捉え、家に引きこもらず外に出ましょう。
5. 住みたい物件の賃貸情報をネットで検索する
すでに空きになっている物件を探すのと並行して、住みたい物件を見つけてその物件の賃貸情報や間取り、家賃をネットで探していく方法です。
近所にあるあのマンション良さそうだよなぁ、将来住んでみたいなぁ
そう思ったことが1度はあるはずです。そういう物件の空き状況や仲介している不動産屋をネットで調べます。現状で空きがなくても2~3ヶ月先に空く可能性もあるので、空き予定が出たら連絡して欲しい旨を不動産屋に依頼しておけば大々的に入居者の募集が始まる前に内見したり入居の申し込みができる場合があります。
僕はこの方法で理想的な物件に2回引越しを成功させました。
6.賃貸物件の入居申し込みや契約に必要な書類は予め準備しておく
気に入った物件が見つかって内見を済ませると入居の申し込みを行うことになりますが、入居審査に必要な書類の準備に手間取ると
先に申し込みが入って入居審査が始まってしまった…。
という最悪の事態が発生します。時間をかけて気に入った物件を見つけたのにまた一から探すハメに…。基本的に入居審査は申し込みの順に行われるので気に入った物件が見つかって申し込みをしても1番手がいれば入居できる確率は格段に下がります。
人気物件になればなるほどタッチの差で先に申し込みされてしまうこともあるので入居申し込みに必要な書類は事前に準備しておくとスムーズです。
入居申し込みや契約に必要な書類は以下のようなものがあります。
- 入居者の身分証明書(運転免許証や保険証、パスポート)
- 源泉徴収票などの収入証明になるもの
- 実印と印鑑証明書(管理会社によっては認印のみで大丈夫な場合もあります)
- 保証人の収入証明など
近くに住んでいない両親を保証人にする場合は書類の手配に時間がかかる場合があるので引越しすることが決まった段階で手配しておき、内見の段階で持参しておくのがベターだと思います。
いかがでしたでしょうか?
気になる物件を手当たりしだい見ていくのも良いですが、いずれ限界がくるのでこのようなコツを知っておくと効率が良いですよ。